有機野菜はなぜいいのかという話(有機、無農薬農産物での給食の際に小学生に対する出前授業のときの原稿)

丹波市立東小学校にて私の話の内容のフォローをしてくれている小橋会長
丹波市立東小学校にて私の話の内容のフォローをしてくれている小橋会長

今日は有機・無農薬野菜がなぜいいのか?というお話をします。

 

 

 

 

 

 

みんなは農薬や化学肥料ってわかりますか?

 

 

 

 

農薬っていうものは野菜を食べる悪い虫や病気を追い払ったり殺したりするものです。

 

その中には除草剤って雑草を枯らしてしまうものもあります。

 

 

 

化学肥料っていうものは自然のものではない人間が化学的に作った肥料で野菜を簡単に大きくする事ができます。

 

 

 

農薬や化学肥料のおかげで人間たちは食べ物に困らなくなり、虫食いのないキレイな農産物がいつでも食べられるようになりました。

 

 

 

 

でも、その反面、困った事も出てきました。

 

 

 

農薬や化学肥料をたくさん使いすぎて。(農薬や化学肥料以外にもたくさん原因があるのですが、)地球の土や水が汚れてしまって、虫や動物がたくさん死んでしまいました。

 

 

 

それだけではなく、農薬を使う農家の人も病気になる人も出てきました。

 

そして、その野菜を食べる人も健康に悪影響があると言われるようになりました。

 

 

 

それで人間達は反省して農薬や化学肥料はできるだけ使わないようにしようと考えるようになりました。

 

 

 

そして、今から10年くらい前から法律(残留農薬等に関するポジティブリスト制度)で農薬の使う量の基準が厳しくなりました。

 

 

 

農薬の量も動物の実験で「これだけの量の農薬を毎日摂っても悪影響がないですよ」と認められたものの100分の1の量しか使ってはいけなくなりました。(ADI

 

 

 

なので、今の農産物は昔の農産物と比べてかなり安全になりました。

 

 

 

 

 

そういってもやはりまだ農薬を使っているので

 

 

 

「やっぱり農薬って気になる。」

 

「やっぱり有機・無農薬農産物を食べたい。」

 

 

 

という人もたくさんいます。

 

 

 

なので、我々は有機、無農薬で農産物をつくって販売しています。

 

 

 

 

 

では、ここで、有機農産物と無農薬農産物の違いを説明しておきます。

 

 

 

有機農産物というものは3年以上、農薬や化学肥料を使ってなくて、使っていないという事を証明するために国から認定された人に検査してもらって合格したものだけを有機農産物と言えます。

 

 

 

無農薬農産物も同じく農薬や化学肥料を使っていません。

 

ただし、有機農産物と違って検査をうけていません。

 

なのでスーパーとかでは「無農薬農産物」と表示して販売する事はできません。

 

販売する場合は、顔が見えるお客様に対しては口頭で「この野菜は農薬使ってませんよ」と説明しながら販売する事はできます。

 

 

 

 

ちょっと難しくなってきましたが、ここからが大事です。

 

 

 

 

有機、無農薬野菜は「農薬を使ってないから安全ですよ。」という話だけではありません。

 

 

 

人間が科学的につくった化学肥料ではなくて自然のものを使った有機肥料を使って農産物をつくるのがポイントです。

 

 

 

 

 

有機肥料っていっても分からないですよね?

 

 

 

 

 

「有機」っていうのは「炭素の化合物が有る」って意味です。

 

 

 

代表的なものには炭水化物というものがあります。

 

 

 

炭水化物というものは植物にとっても人間にとってもとても大事なものです。

 

 

 

炭水化物がないと人間も動けませんし植物も成長できません。

 

 

 

 

 

僕はプロの格闘家をやっていたとき減量といって3週間で10キロくらい痩せるというダイエットをしてました。試合をするためには決められた体重まで体重を落とさないといけないのです。

 

 

 

最後の方は絶食をします。そうしたら「お腹が空いた」という感覚も通りこして頭がボーとして身体も動かなくなります。

 

 

 

その状態の時炭水化物であるおにぎりを一口食べただけで一瞬ですが体は元気になります。

 

 

 

それだけ人間にとって炭水化物は重要なものです

 

 

同じように植物にとっても炭水化物はとても重要です。

 

 

 

光合成って分かるかな?

 

 

 

植物は光合成といっての葉っぱの中で太陽の光と二酸化炭素と水を利用して炭水化物をつくるのです。

 

 

 

でも、光合成だけでは炭水化物の量が足りない時もあるから根っこからも炭水化物が欲しいのです。

 

 

 

でも、今までの農業では炭水化物の肥料を使っていませんでした。

 

 

 

 

 

そんな中、その炭水化物を根っこからもすわせて農産物を上手に育てる有機、無農薬の農家さんが出てきました。

 

 

 

そんな農家さんの農産物はとても美味しく、栄養もたくさんあるものになります。

 

 

 

 

 

丹波の有機農家さんは毎年オーガニックフェスタというイベントの中で「栄養価コンテスト」というコンテストに野菜を出品しています。

 

 

 

そして、普通の野菜より栄養価も高く、味も美味しいという評価をもらって毎年、何人かの人が表彰されています。

 

 

 

 

 

そう有機、無農薬野菜は農薬を使っていないから安全というだけでなく、健康にもいいし、味も美味しいものになってきています。

 

 

 

 

 

さて、僕はプロの格闘家だったので色んな選手を見てきましたが、世界で活躍する選手は食に対するこだわりが強いのでこういった有機・無農薬農産物にこだわっている人が多いように見えます。

 

 

 

オリンピック選手もこだわっている人が多いようです。

 

 

 

そして僕は今、百貨店というお金持ちの人が買い物をするところでも有機野菜の販売をしているのですが、やはり、そういう人達も有機野菜を買ってくれる人が多いです。

 

 

 

 

 

そして、有機野菜を食べてくれている人の話ですが、「美味しかった」「体調がよくなった」「頭がよくなった」という話まで聞いた事があります。

 

 

 

さぁ、みんな有機、無農薬農産物、食べたくなったでしょう?

 

 

 

ここにいるみんなはラッキーです。

 

 

 

ここ丹波市は昔から有機農業が盛んで今から40年くらい前から「有機農業研究会」というものがあって有機、無農薬で農産物をつくっている農家の人がたくさんいます。

 

 

 

その農家の人達が協力して今回この有機、無農薬農産物の給食ができるようになりました。

 

 

 

 

さて、いろいろ難しい事を話してしまいましたが、

 

 

 

難しい事を考えないで、この丹波の農家さんが心を込めて作った有機、無農薬農産物の給食の「おいしさ」を味わってください。

 

 

 

 

 

以上です。

 

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コメント: 2
  • #1

    長井郁夫 (金曜日, 27 1月 2017 08:56)

    分かりやすく親切です。四国愛媛県松山市に住んでいます❗
    松山市で有機栽培の野菜お米給食が出来たらいいなーと、有機農業しています。

  • #2

    パンチィー (金曜日, 27 1月 2017 20:48)

    コメントありがとうございます。
    野菜に関しては有機でつくりやすい品目にしぼったらやりやすいように感じました。
    お米がコスト的に一番しんどかったように思われます。
    松山市は丹波市と比べて格段に規模が大きいので大変でしょうががんばってください!!